雨の散弾

傘に穴が空くくらいの強い雨に撃たれながら
ずっとずっと 立ち尽くしてる君に
僕は穴が空くくらいの強い視線を向けながら
ずっとずっと 待ち続けている

雲の切れ間は見えない
どこまでも続く 灰色の空
雨は散弾となる
僕は散漫になる
どこまでも続く 鈍色の街
雨が止む気配はない

僕は穴が空くくらいの強い視線を向けながら
ずっとずっと 待ち続けている
傘に穴が空くくらいの強い雨に撃たれながら
ずっとずっと 立ち尽くしてる君を